◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月5日(日)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章16節~18節】
1:16 ガリラヤ湖のほとりを通られると、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師であった。
1:17 イエスは彼らに言われた。「私について来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
1:18 すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『1:16 イエスがガリラヤ湖の岸辺を歩いていると、シモンとその弟アンデレが湖に投網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師だったのである。
1:17 イエスは彼らに言われた。「私の弟子になりなさい。そうすれば、魚を捕るのではなく、人間を捕る漁師にしてあげよう。」
1:18 すると、彼らはすぐ網を捨てて、イエスに従った。』
多くの聖書学者は、主イエスとシモン・ペテロとその弟アンデレが、ここで初めて出会ったと主張していますが、実は数回目であったと思われます。
その他の共観福音書は、マルコと同じ立場の説明をしていますが、ヨハネの福音書では、主イエスがバプテスマのヨハネから洗礼を授かった後の数日後に、アンデレがシモンを主イエスのもとに連れて来たことが書き記されています。
この時、私はヨハネも兄ヤコブを主イエスのもとに連れて来たと思っています。もっとも、ゼベダイの子ヤコブとヨハネは、主イエスの実の従兄弟なのですから、おそらく彼らが生まれた頃から、主イエスと顔見知りであったことは十分に考えられることです。
それゆえ、主イエスがヨハネを可愛がったこともよく分かるのです。ヨハネは十二使徒の中で一番若かったことは間違いないと思います。この時、彼は十代の後半であったかも知れません。明日も同じ箇所からです。》