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日々のみ言葉 2023年7月24日(月)
◇◆◇日々のみ言葉
2023年7月24日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書7章5節～8節】
7:5 パリサイ人と律法学者たちは、イエスに尋ねた。「なぜ、あなたの弟子たちは、昔の人たちの言い伝えに従って歩まないで、汚れた手でパンを食べるのですか。」
7:6 イエスは彼らに言われた。「イザヤはあなたがた偽善者について預言をして、こう書いているが、まさにそのとおりです。『この民は、口先では私を敬うが、その心は、私から遠く離れている。
7:7 彼らが、私を拝んでも、むだなことである。人間の教えを、教えとして教えるだけだから。』
7:8 あなたがたは、神の戒めを捨てて、人間の言い伝えを堅く守っている。」◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『7:5 パリサイ派の人たちと律法学者たちは、イエスに尋ねた。「あなたの弟子たちは、どうしてユダヤ教の言い伝えに従って生活しないで、手を洗わぬままパンを食べるのですか。」
7:6 イエスは彼らに言われた。「お前たち偽善者のことを、旧約の預言者イザヤを通して、神様はこう言っておられますが、まさにその通りです。『この民は、口先では私を敬っている。しかし、その心は私から遠く離れている。
7:7 彼らは人間の戒めを神の教えとして教えながら、私をいたずらに拝んでいる。』
7:8 お前たちは、神の戒めを捨てて、人間の言い伝えを堅く守っています。」』エルサレムのユダヤ最高議会サンヘドリンから遣わされたパリサイ派の人たちと律法学者たちは、主イエスに尋ねます。
「なぜ、あなたの弟子たちは、昔の人たちの言い伝えに従って歩まないで、汚れた手でパンを食べるのですか。」確かに、物を食べる時には、手を洗うべきです。コロナが収まって来た今日この頃であっても、手洗いとうがいは何度もすべきでしょう。クリスチャンはコロナを恐れる必要はありませんが、警戒は十分にすべきです。コロナにかからない方が良いことは言うまでもありません。
しかし、パリサイ人や律法学者たちが言っていることは、衛生上の勧めではなく、宗教的な理由からです。彼らが大切にしている書物、ミシュナ(昔の人の言い伝え)には、手を洗うことが書かれているからです。
実は、主に出会うまでは、十二弟子たちも、ミシュナに従って、手を洗っていたのです。彼らは、一般的なユダヤ人と同じであったのです。そればかりではありません。
主イエスも、公生涯を始められる直前まで、守っていたと考えられます。また、30歳にならなければ、ラビとして教えることは許されていませんでした。これをも、主は守られたのです。
しかし、ご自身を神の御子として、またメシアとして現わされた後には、主は、昔の人の言い伝えに従うことを、弟子たちに禁じられたと思われます。
それでは、彼らは今後何に従って行ったら良いのでしょうか。その答えは、主イエス様が語られた言葉であり教えです。主の教え以上のものは、またみ言葉以上のものは、この世には存在しないからです。》
