◇◆◇日々のみ言葉
2023年10月11日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書10章28節】
10:28 ペテロがイエスにこう言い始めた。「ご覧下さい。私たちは、何もかも捨てて、あなたに従ってまいりました。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『10:28 すると、ペテロはイエスにこう言い出した。「ご覧下さい。私たちは、何もかも一切を捨てて、あなたの弟子になりました。」』
このシモン・ペテロの言葉は、真実であると言えます。弟アンデレにとっても、またゼベダイの子ヤコブとヨハネにとっても。
特に思いますのは、ゼベダイの子ヤコブとヨハネは、主にとっては、実の叔母サロメの息子であって、血の繋がった従兄弟に当たります。彼らは、幼い頃に物心が付いた時には、すでに従兄弟のお兄さんとして、主イエスは存在されていたのです。
そして、その頃から、私は、ヤコブとヨハネはお兄さんのことが大好きになったに違いないと考えています。
よって、この二人が主に付き従う事は、自然のような気もします。しかし、シモン・ペテロと弟アンデレは違います。
特に、シモン・ペテロには妻と子供としゅうとめがいるのです。また、その時には独身であった弟アンデレは、漁師として、兄の良きパートナーでした。
一家の大黒柱の二人が、漁師の仕事を捨てて、主に従ったのです。よって、シモン・ペテロのこの言葉は、心からの声であり事実であることは、全く疑う余地はないのです。
それにしても、シモン・ペテロの家族は、主イエスの公生涯の3年半の間、よく守られたと思うのです。まさしく、そこには神様の恵みと祝福があったに違いありません。
もちろん、ゼベダイの家も同じ様に恵みと祝福があったことは、疑いのないことです。なぜなら、主が言われた言葉は、真実であったからです。
『「そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。
しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、明日のための心配は無用です。明日のことは明日が心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(マタイ6:31~6:34)』と。》