◇◆◇日々のみ言葉
2023年10月31日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書11章3節~6節】
11:3 「もし、『なぜそんなことをするのか。』と言う人があったら、『主がお入用なのです。すぐに、またここに送り返されます。』と言いなさい。」
11:4 そこで、出かけて見ると、表通りにある家の戸口に、ろばの子が一匹つないであったので、それをほどいた。
11:5 すると、そこに立っていた何人かが言った。「ろばの子をほどいたりして、どうするのですか。」
11:6 弟子たちが、イエスの言われたとおりを話すと、彼らは許してくれた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『11:3 「もしだれかが、『どうしてそんなことをするのか。』と言ったら、『主がお入用なのです。またすぐ、ここにお返しいたします。』と言いなさい。」
11:4 そこで、彼らは出かけて行き、表通りにある家の戸口に、ろばの子が一匹つながれているのを見たので、それを解いた。
11:5 すると、そこに立っていた何人かの人が言った。「ろばの子を解いて、どうするのだ。」
11:6 弟子たちはイエスの言われた通りに話すと、彼らは許してくれた。』
引き続き、エルサレム入場の場面となります。主イエスの一行が、ベタニアからエルサレムに向かわれた時のことでした。主は、十二弟子の中から二人の者を使いに出されたのです。
「向こうの村へ行きなさい。村にはいるとすぐ、まだだれも乗ったことのない、ろばの子が、つないであるのに気がつくでしょう。それをほどいて、引いて来なさい。」
そして、続いて言われた事が、本日の聖書箇所となります。
「もし、『なぜそんなことをするのか。』と言う人があったら、『主がお入用なのです。すぐに、またここに送り返されます。』と言いなさい。」
そこで、二人の弟子が、ベテパゲの村に出かけて見ますと、表通りにある家の戸口に、ろばの子が一匹つないであり、それをほどいたのです。別の福音書には、母ろばと子ろばが一緒につながれていたことになっています。
すると、そこに立っていた人たちが言いました。
「ろばの子をほどいたりして、どうするのですか。」
これは当然のことです。彼らにしてみれば、弟子たちは「盗人」の何者でもありません。
そこで、弟子たちは、主から授けられた言葉を伝えます。
「『主がお入用なのです。すぐに、またここに送り返されます。』」
すると、彼らは子ろばを連れて行くことを許したとあります。これは、すでに神様が、彼らに、聖霊によって、前もって教えられていた、と考えられます。》