• 日々のみ言葉 2023年11月7日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年11月7日(火)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書11章18節】
    11:18 祭司長、律法学者たちは聞いて、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。イエスを恐れたからであった。なぜなら、群衆がみなイエスの教えに驚嘆していたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『11:18 祭司長や律法学者たちは、このことを聞き、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。彼らは、群衆が皆イエスの教えに驚嘆していたので、イエスを恐れていたのである。』

     ここで、「聞いて」あるいは、「このことを聞き」とは、主イエス様が行なわれた「宮清め」のことです。その報告が、サンヘドリンに、もたらされたということです。
     彼らは、自分たちの権利が奪われることを恐れていました。両替屋やいけにえの販売の見返り金によって、多額の利益がもたされていたからです。
     それゆえに、どのようにして主イエス様を殺そうかと相談したわけです。また、彼ら自身が、自分たちの目の前において行なわれた多くの奇跡に、主イエス様を恐れていたことも事実です。
     しかし、なぜ、旧約聖書に預言された「メシア」が、しるしとして行なう多くの奇跡を目の当たりに見ながら、主イエス様を信じようとはしないのでしょうか。
     そこには、利害関係が浮き彫りとなってくるのです。彼らは、メシアを待ち望んでいると言いながらも、実は、自分たちが築いてきた、多くの富を得る仕組みが取り除かれることを、決して良しとはしなかったのです。

     主イエス様が言われた通りです。
    『だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。(マタイ6:24)』と。

     主イエス様の言葉は真実です。人は、主を選ぶか、あるいはこの世の富(空中を支配する権威者)を選ぶか、どちらかなのです。》

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