• 日々のみ言葉 2023年11月21日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年11月21日(火)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書12章14節】
    12:14 彼らはイエスの所に来て、言った。「先生。私たちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方だと存じています。あなたは人の顔色を見ず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。ところで、カイザルに税金を納めることは律法にかなっていることでしょうか、かなっていないことでしょうか。納めるべきでしょうか、納めるべきでないのでしょうか。」

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『12:14 彼らはイエスの所へやって来て、こう言った。「先生。私たちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方であることを存じております。あなたは、人の顔色などを気になさらず、真理に基づいて神様への道を教えておられる方です。それで、どうお考えになっておられるか、どうか私たちにはっきりおっしゃって下さい。私たちがローマの皇帝に税金を納めることは、律法にかなっているのでしょうか、かなっていないのでしょうか。納めるべきでしょうか、それとも、納めるべきでないのでしょうか。」』

     これは、罠です。
     多くのユダヤ人は、アブラハムの神様が彼らにカナンの地を与えられたことを知っています。よって、どうして他の支配者に税金を納めるのか、と何時も疑問を抱いていたのです。もし、主イエス様が、「税金を納めるべきだ」と答えるなら、熱心なユダヤ主義者から非難されることになります。
     また、「税金を納めるべきではない」と答えるなら、ローマ帝国の反逆者として訴えられる危険性がありました。どちらの答えであっても、彼らは主の言葉じりを捕らえて、訴えるつもりでいたのです。
     もちろん、主イエス様は、彼らのもくろみをすべてご存じでした。まさしく、主が言われたように、彼らは偽善者の何者でもないのです。
     しかし、神様は、恵みと哀れみによって、彼らにさばきを下すことを、約40年以上、待たれたのです。その間に、罪を悔い改め、ご自身を信じて救われる者が起こされるように。
     今も、神様は待っておられます。日本の人々が、愚かな偶像礼拝を捨てて、ご自身の所に来るようにと。日本の99%の滅びようとしている人々に、来るように。》

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