◇◆◇日々のみ言葉
2023年11月22日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書12章15節~17節】
12:15 イエスは彼らの擬装を見抜いて言われた。「なぜ、私をためすのか。デナリ銀貨を持って来て見せなさい。」
12:16 彼らは持って来た。そこでイエスは彼らに言われた。「これはだれの肖像ですか。だれの銘ですか。」彼らは、「カイザルのです。」と言った。
12:17 するとイエスは言われた。「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」彼らはイエスに驚嘆した。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:15 イエスは彼らの偽善を見抜いて言われた。「どうして、私を試すのか。税に納める銀貨を私に見せなさい。」
12:16 彼らは銀貨を一枚持って来た。すると、イエスは彼らに言われた。「これはだれの肖像で、だれの銘ですか。」彼らが、「ローマの皇帝カイザルのです。」と答えると、
12:17 イエスは言われた。「それでは、カイザルのものはカイザルに返したらようでしょう。しかし、神様のものは神様に返すことです。」彼らはイエスに驚嘆した。』
主イエス様は、彼らの偽善を見抜いていました。また、ご自身が試されていることも知っておられたのです。
「なぜ、私をためすのか。デナリ銀貨を持って来て見せなさい。これはだれの肖像ですか。だれの銘ですか。」
「カイザルのです。」
「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」
ここで、主は何を言われたのでしょうか。つまり、税金を納めなさい、と言われたのです。私は、主イエス様が、三十歳になって公生涯を始める前には、ナザレの一大工として、きっちりと税金を納められたと思っています。なぜなら、主は何一つ罪をおかされなかったからです。
そして、次ぎに言われたことは、収入(あるいは収穫)の十分の一を神様にお返ししなさい、と言うことです。主は、律法を守られ、そして成就されます。それだからこそ、廃棄できることになるのです。》