◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月11日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章21節】
14:21「確かに、人の子は、自分について書いてあるとおりに、去って行きます。しかし、人の子を裏切るような人間はのろわれます。そういう人は生まれなかったほうがよかったのです。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『14:21 確かに、私は旧約聖書に記されているとおりに死んで行きます。しかし、私を裏切る者は災いだ。生まれて来なかったほうがよいくらいだ。」』
この言葉は、十二弟子たちに向けられて語られていますが、個人的にはイスカリオテのユダに向けて、主イエス様は語っています。この日本語の訳は、かなり厳しい言葉に訳されています。新改訳も現代訳もです。
何度も言いますが、主イエス様は真に「愛の人」であられました。よって、主のイスカリオテのユダに対する真意は、「罪を悔い改めて、私の所に戻って来なさい」と言うことなのです。
また、この言葉は私たちにも向けて語られています。つまり、主イエス様を「真の救い主」と信じ受け入れ、恵みによって「神の子ども」とされたすべてのクリスチャンに向けて語られているのです。
主イエス様から離れてはなりません。主を裏切るような罪を犯してはならないのです。もし、そのようなことをするならば、災いがその人に降りかかり、まさに「生まれなかったほうが良かった」と、創造主なる神様に言われるとしたら、まさに悲劇です。
ヨハネは、その「愛の書簡」において、この罪のことを書き記しています。
『だれでも兄弟が死に至らない罪を犯しているのを見たなら、神に求めなさい。そうすれば神はその人のために、死に至らない罪を犯している人々に、いのちをお与えになります。死に至る罪があります。この罪については、願うようにとは言いません。(第Ⅰヨハネ5:16)』
「死に至る罪」があるのです。それは「聖霊様」に逆らうことであり、しいては、主を裏切ることになるのです。》