◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月20日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章29節~30節】
14:29 すると、ペテロがイエスに言った。「たとい全部の者がつまずいても、私はつまずきません。」
14:30 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、今夜、鶏が二度鳴く前に、私を知らないと三度言います。」
14:31 ペテロは力を込めて言い張った。「たとい、ご一緒に死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」みなの者もそう言った。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『14:29 すると、ペテロはイエスに言った。「たとい、他の人が全部あなたにつまずいても、私は決してつまずきません。」
14:30 イエスは彼に言われた。「よく言っておきますが、確かに、今夜、鶏が二度鳴く前に、あなたは三度私を知らないと言います。」
14:31 ペテロは、力を込めて言った。「あなたは、私のことを知っているとおっしゃっていますが、私のことを一番良く知っているのはこの私です。たとい、あなたと一緒に死ななければならないことになっても、私は、決してあなたを知らないなどとは申しません。」こう言って、イエスの言葉をはねのけた。他の弟子たちも、皆同じ様に言った。』
「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、今夜、鶏が二度鳴く前に、私を知らないと三度言います。」
主イエス様の言葉は、シモン・ペテロの心を深く射貫いたに違いありません。憤慨したシモン・ペテロは、主に対して、まさに力を込めて、言い切るのです。
「たとい、ご一緒に死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」(新改訳)
「あなたは、私のことを知っているとおっしゃっていますが、私のことを一番良く知っているのはこの私です。たとい、あなたと一緒に死ななければならないことになっても、私は、決してあなたを知らないなどとは申しません。」(現代訳)
今回は、現代訳における、尾山先生の私感について考えて見たいと思います。
シモン・ペテロは、自分が一番自分自身のことを知っていると言っていますが、人間は、自分のことを一番分かってはいないのです。
しかし、自分のことをよく知っている人物は二人います。一人は、配偶者です。そしてもう一人が、主イエス・キリストです。
よって、シモン・ペテロを良く知っているのは、主イエス様であり、またカペナウムに残して来た、伴侶であることは、疑いのない真実であり事実なのです。ハレルヤ!》