◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月25日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章41節~42節】
14:41 イエスは三度目に来て、彼らに言われた。「まだ眠って休んでいるのですか。もう十分です。時が来ました。見なさい。人の子は罪人たちの手に渡されます。
14:42 立ちなさい。さあ、行くのです。見なさい。私を裏切る者が近づきました。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『14:41 イエスは三度目に来て、彼らに言われた。「まだ眠っているのか。まだ休んでいるのか。さあ、私の苦しみと栄光の時が来た。私は悪者たちの手に渡されます。
14:42 起きなさい。さあ、行きましょう。私を裏切る者が近づいて来た。』
ついに時が来たのです。この時までは、主イエス様は守られていました。ゲッセネマの園においても、まだ守られていたのです。ルカは、このように書き記しています。
『いつもの場所に着いたとき、イエスは彼らに、
「誘惑に陥らないように祈っていなさい。」と言われた。そしてご自分は、弟子たちから石を投げて届くほどの所に離れて、ひざまずいて、こう祈られた。
「父よ。み心ならば、この杯を私から取りのけて下さい。しかし、私の願いではなく、み心のとおりにして下さい。」
すると、御使いが天からイエスに現われて、イエスを力づけた。(ルカ22:40~22:43)』と。
主イエス様が、三度目にシモン・ペテロとヤコブとヨハネの所に来た時には、すでに御使いは去った後だと思われます。主の言葉に目を覚ました彼らが見たものは、イスカリオテのユダを先頭にした大群衆でした。もしかしたら、すでに他の弟子たちは気づいていたかも知れません。
主イエス様はここで、イスカリオテのユダのことを「私を裏切る者」と言っています。「裏切った者」とは、まだ言っていないのです。
ここにも、主のユダに対する愛が、しみじみと伝わって来るのです。》