◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月26日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章43節】
14:43 そしてすぐ、イエスがまだ話しておられるうちに、十二弟子のひとりのユダが現われた。剣や棒を手にした群衆も一緒であった。群衆はみな、祭司長、律法学者、長老たちから差し向けられたものであった。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『14:43 そしてすぐ、イエスがまだ話しておられるうちに、十二使徒の一人イスカリオテのユダがやって来た。また祭司長や律法学者や長老たちから差し向けられて来た多くの群衆が、刀や棒を持って、ユダと一緒に来た。』
ヨハネによる平行同一記事によりますと、
『ところで、イエスを裏切ろうとしていたユダもその場所を知っていた。イエスがたびたび弟子たちとそこで会合されたからである。そこで、ユダは一隊の兵士と、祭司長、パリサイ人たちから送られた役人たちを引き連れて、ともしびとたいまつと武器を持って、そこに来た。(ヨハネ18:2~18:3)』と書かれています。
なんと、100人によるローマの一隊の兵士と百人隊長もやって来たと言うことです。これは驚くべきことです。もちろん、総督ピラトが許可しない限り、ユダヤ人の指導者たちは、彼らを使うことは出来ないのです。つまり、すでに大祭司カヤパとアンナスは、総督ピラトに申し出ていたことが分かります。
たった一人の人を捕まえる為に、なぜこれほどの群衆が、また本来ならば敵であるローマ兵が、繰り出されたのでしょうか。
それは、ユダヤ人の指導者たちが、主イエス様を恐れていたからです。彼らは、実は知っていたのです。ナザレのイエスは、本物のメシアであることを。》