• 2024年1月28日礼拝メッセージの概要

    ◎本日の聖書箇所【ヘブル人への手紙10章36節~39節】(新約聖書p.11上段左側)
    10:36 あなたがたが神のみ心を行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは、忍耐です。
    10:37 「もうしばらくすれば、来たるべき方が来られる。遅れることはない。
    10:38 私の義人は信仰によって生きる。もし恐れ退くなら、私の心は彼を喜ばない。」
    10:39 しかし私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。

    ◎特別メッセージ【約束】
    《主イエス様は、最後の晩餐において、弟子たちに約束されました。
    『「私はあなたがたを捨てて孤児にはしません。あなたがたの所に戻って来ます。」』(ヨハネ14:18)
     その言葉の通りに、十字架から三日目によみがえられ、復活されたその日に、弟子たちが潜んでいたヨハネ・マルコの家の二階の大広間に現われたのです。まさに戻ってこられたのです。そして、この約束は再臨をも預言されていて、必ず主は再び、この地上に来られます。
     また、かつて神様はアブラハムに約束され、そしてご自身に誓われたことがあります。そのことについて、ヘブル人への手紙の著者は、
    『神は、アブラハムに約束する際、ご自分より大いなるものにかけて誓うことができなかったので、ご自分にかけて誓い、「確かに私は、あなたを大いに祝福し、あなたを大いに増やす」と言われました。このようにして、アブラハムは忍耐の末に約束のものを得たのです。
     確かに、人間は自分より大いなるものにかけて誓います。そして、誓いはすべての論争を終わらせる保証となります。そこで神は、約束の相続者たちに、ご自分の計画が変わらないことをさらにはっきり示そうと思い、誓いをもって保証されました。それは、前に置かれている希望を捕らえようとして逃れて来た私たちが、約束と誓いという変わらない二つのものによって、力強い励ましを受けるためです。その二つについて、神が偽ることはあり得ません。(ヘブル6:13~6:18)』と書き記しています。
     このことから、神様が約束を守られるお方であることが分かります。そして、その約束を、ご自身にかけて誓われたのです。つまり、神様が一度約束されたことは、必ず成就すると言うことです。
     しかし、その「約束のもの」を手に入れる為に必要なのは、忍耐であることを、ヘブル人への手紙の著者は証ししています。アブラハムも忍耐したのです。そして、アブラハムは忍耐の末に約束のものを手に入れたのです。それゆえ、信仰の父と呼ばれました。
    「あなたがたが神のみ心を行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは、忍耐です。」 約束のものを手に入れるためには、代価が必用です。それが忍耐です。つまり、信仰によって待ち望むことなのです。
     ヘブル人への手紙の著者は、
    『信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。昔の人たちは、この信仰によって称賛されました。信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いて下さる方であることを、信じなければならないのです。(ヘブル11:1~11:2・11:6)』と、証ししています。
     私たちは、今も生きておられ、永遠に変わらないお方、主イエス・キリストを真剣に信じる者なのです。》

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