◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月30日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章47節】
14:47 そのとき、イエスのそばに立っていたひとりが、剣を抜いて大祭司のしもべに撃ちかかり、その耳を切り落とした。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『14:47 すると、イエスのそばに立っていた一人の弟子が、刀を抜いて大祭司のしもべに切りかかり、その耳を切り落とした。』
ヨハネの福音書によりますと、
『シモン・ペテロは、剣を持っていたが、それを抜き、大祭司のしもべを撃ち、右の耳を切り落とした。そのしもべの名はマルコスであった。(ヨハネ18:10)』と書き記されています。
また、このことが、シモン・ペテロが、三度にわたって「主を知らない」と言うことの伏線になっているのです。
さて、ルカは同一記事に、驚嘆すべき事実を書き記しました。これは、ルカだけが書き記しています。
『そしてそのうちのある者が、大祭司のしもべに撃ってかかり、その右の耳を切り落とした。するとイエスは、「やめなさい。それまで。」と言われた。そして、耳にさわって彼を直してやられた。(ルカ22:50~22:51)』と。
何と、主はその者の耳に触れていやされたのです。このことを通して、シモン・ペテロは、役人たちに傷害罪として捕らえられなかったことになります。
また、ヨハネは、この大祭司のしもべの名前が「マルコス」であったことを書き記しています。
なぜ、ヨハネはあえて名前を書き記したのでしょうか。それは、マルコスが後に救われて、信徒になったからではないでしょうか。明日も同じ箇所からとなります。》