◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月2日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章48節~50節】
14:48 イエスは彼らに向かって言われた。「まるで強盗にでも向かうように、剣や棒を持って私を捕えに来たのですか。
14:49 私は毎日、宮であなたがたと一緒にいて、教えていたのに、あなたがたは、私を捕えなかったのです。しかし、こうなったのは聖書の言葉が実現するためです。」
14:50 すると、みながイエスを見捨てて、逃げてしまった。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
マタイの福音書における平行同一記事によりますと、
『すると、イエスと一緒にいた者のひとりが、手を伸ばして剣を抜き、大祭司のしもべに撃ってかかり、その耳を切り落とした。そのとき、イエスは彼に言われた。
「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます。それとも、私が父にお願いして、十二軍団よりも多くの御使いを、今私の配下に置いていただくことができないとでも思うのですか。だが、そのようなことをすれば、こうならなければならないと書いてある聖書が、どうして実現されましょう。」
そのとき、イエスは群衆に言われた。
「まるで強盗にでも向かうように、剣や棒を持って私をつかまえに来たのですか。私は毎日、宮ですわって教えていたのに、あなたがたは、私を捕えなかったのです。しかし、すべてこうなったのは、預言者たちの書が実現するためです。」そのとき、弟子たちはみな、イエスを見捨てて、逃げてしまった。(マタイ26:51~26:56)』と、書き記されています。
特に、マタイでは、主イエス様が、シモン・ペテロに言われた言葉が書き記されています。まさに、神の御子としての告白です。
「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます。それとも、私が父にお願いして、十二軍団よりも多くの御使いを、今私の配下に置いていただくことができないとでも思うのですか。だが、そのようなことをすれば、こうならなければならないと書いてある聖書が、どうして実現されましょう。」
実際に、主イエス様が望まれるならば、十二軍団(七万二千人)よりも多くの御使いが、この場に駆けつけて来たと思われます。一人の御使いでさえ、強大な力を持っていますから、この時集まって来た群衆は、あっという間に滅ぼされたことでしょう。
しかし、主はそうはされなかったのです。私たちの身代わりとして、十字架に掛けられ、死ぬことを選んで下さったのです。》