◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月5日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章51節~52節】
14:51 ある青年が、素はだに亜麻布を一枚まとったままで、イエスについて行ったところ、人々は彼を捕えようとした。
14:52 すると、彼は亜麻布を脱ぎ捨てて、はだかで逃げた。
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現代訳を掲載します。
『14:51 ある青年が、亜麻布を一枚着たままでイエスの後について行ったところ、人々は彼を捕まえようとした。
14:52 すると、彼はその亜麻布を脱ぎ捨てて、裸で逃げていった。』
この記事は、マルコの福音書にだけ書かれています。と言うことは、マタイとヨハネは、その場面を見てはいないと言うことです。
またルカは、いろいろな人から聞き出し、念入りに調べてから福音書と続編「使徒の働き」を書き記しましたから、あえてこの記事を載せなかったとも考えられます。
多くの聖書学者は、この青年こそ、著者のマルコ本人であると解釈しています。主イエス一行は、ヨハネ・マルコの家で、一日早い過越の食事を祝ってから、エルサレム市内を出て、ゲッセマネの園に向かいました。
よって、主イエス様の後を付いて行くとしたら、ヨハネ・マルコ本人しか考えられないことになります。
しかも、下着である亜麻布を着ていたことから、お風呂に入っていた可能性は十分に考えられますし、季節は暑い頃か、温かい頃であったことは間違いありません。
しかし、よく裸で逃げて行ったものです。マルコは、あえて自分の恥を福音書に書き残したのです。》