◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月7日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章53節~54節】
14:53 彼らがイエスを大祭司のところに連れて行くと、祭司長、長老、律法学者たちがみな、集まって来た。
14:54 ペテロは、遠くからイエスのあとをつけながら、大祭司の庭の中まではいって行った。そして、役人たちと一緒にすわって、火にあたっていた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『14:53 彼らはイエスを大祭司の所に連れて行った。そこには、祭司長や長老や律法学者たちが集まっていた。それは、ユダヤ人議会であった。
14:54 ペテロは、遠くからイエスの後に付いて、大祭司の官邸の中庭まではいって行き、そして、下役たちと一緒に火にあたっていた。』
作日に引き続き、シモン・ペテロの三回にもおよぶ「主の否定」の場面となります。主は、彼にこう預言されたのです。
『「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、今夜、鶏が二度鳴く前に、私を知らないと三度言います。」(マルコ14:30抜粋)』
主イエスのこの言葉(預言)を聞いた、シモン・ペテロは力を込めて言い張ります。
「たとい、ご一緒に死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」と。
主イエスは、前大祭司アンナスの所に最初に連れて行かれました。おそらく大祭司の屋敷は非常に大きく、そこには大祭司の一族が一緒に住んでいたのではないでしょうか。その大祭司邸の庭において、シモン・ペテロは、焚き火に暖まっていたのです。一緒に行動を共にしたヨハネは、主イエスの裁判が行なわれる最高議会に潜り込んだ感がいたします。よって、ヨハネはシモン・ペテロが、やがてここから去って行くことになることを知らないのです。
この試練は、なぜシモン・ペテロに及んだのでしょうか。それは、十二使徒の真のリーダーとなる為に、へりくだる為に、三位一体の神様がなされたのではないでしょうか。》