◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月13日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章61節後半~62節】
14:61 大祭司は、さらにイエスに尋ねて言った。「あなたは、ほむべき方の子、キリストですか。」
14:62 そこでイエスは言われた。「私は、それです。人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見るはずです。」
◎ショートメッセージ
《四日間同じ箇所からとなります。前回と同様、現代訳をあえて掲載いたします。
『14:61 そこで、大祭司は再び聞き出して言った。「その方は、あがめられるべき神の子キリストなのか。」
14:62 イエスは言われた。「その通りです。私が、ダニエルの預言通り、天のお父様の御座に着き、天の雲に乗って、裁き主として来るのを、あなたがたは見ることになります。」』
主イエスが、大祭司カヤパ(事実上のユダヤのトップの指導者)に、そして最高議会(エルサレムのユダヤ人の指導者)たちに、言われた預言について考えて見ましょう。
「私は、それです。人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見るはずです。」(新改訳)
「その通りです。私が、ダニエルの預言通り、天のお父様の御座に着き、天の雲に乗って、裁き主として来るのを、あなたがたは見ることになります。」(現代訳)
このことは、未だに成就していません。よって、主が言われた時の時代の人々は、誰一人この成就した場面に居合わせることは出来ませんでした。皆死に絶えています。
しかし、近い将来、この時がやって来ます。それは、約七年以上にわたっておよぶ「大患難時代」の最後の時に、主イエス様の再臨において、このことが成就します。
ヨハネの黙示録には、
『見よ、彼が、雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る。地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン。(黙示1:7)』と書かれています。
人類が滅びる寸前に、創造主なる神様が、再び、人類の歴史にご介入なされるのです。
そして、その時には、「救い主」ではなく「裁き主」として、来られます。聖都エルサレムおよびイスラエルに対して、全世界の軍隊が集められることになります。
そして、イスラエルに向かって、また再臨される主イエス・キリストに向かって、全面的な攻撃を行なおうと待ち構えています。
すべてのユダヤ人が天に向かって叫びます。「ナザレのイエスよ。来たりませ。」と。
主は、大勢のクリスチャンたちを従えて、再臨されます。主の足がオリーブ山に触れた時に、全軍団が一斉攻撃します。
その時、主は、み言葉を持って、そのすべての軍隊を滅ぼされるのです。》