◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月14日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章63節~64節】
14:63 すると、大祭司は、自分の衣を引き裂いて言った。「これでもまだ、証人が必要でしょうか。
14:64 あなたがたは、神をけがすこの言葉を聞いたのです。どう考えますか。」すると、彼らは全員で、イエスには死刑に当たる罪があると決めた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:63 すると、大祭司は自分の服を引き裂いて言った。「これ以上証人の必要があろうか。
14:64 ご一同も今、この神様を冒瀆の言葉を聞かれた。どうお考えかな。」すると議員たちは皆、イエスが死刑に当たるものと断定した。』
「私は、それです。人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見るはずです。」
本来ならば、「自分がキリストであり神の御子である」と自称するような者は、誇大妄想の単なる気狂いにしか過ぎません。誰も相手にはしないはずです。
しかし、大祭司カヤパに答えられた主イエスの言葉には、まさしく神の御子としての権威と真(まこと)に満ち溢れていたのです。つまり、本物であったのです。彼らは知ったのです。このお方こそが、メシアであることを。
それだからこそ、大祭司カヤパやユダヤ最高議会の議員たちは、皆、主イエスが死刑に当たる者であると断定したのです。自分たちの地位や利益を守る為には、主が邪魔であったからです。
ユダヤ人は、神様が選ばれた民族です。そしてそれは、昔から現在においても、永遠に変わらない真実なのです。旧約聖書が、イスラエルの背教の歴史であることは言うまでもありません。真の神様に選ばれた民族が、真の神の御子である主イエス・キリストを十字架につけ、そして今なお反逆しています。
しかし、それは「異邦人の数が満ちる時」までであり、やがて、ユダヤ人の栄光の時代が訪れることになります。
その先触れが「メシアニック・ジュー」なのです。イエス様を「救い主(メシア)」として信じるユダヤ人たちが、現在、百万人以上も存在していると言われています。
やがて、携挙が起き、そしてユダヤ人による、「主イエスこそキリスト」である伝道が全世界に起きることになります。
そして、その前に、日本に大リバイバルが起きるのです。》