◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月16日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章66節~68節】
14:66 ペテロが下の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、
14:67 ペテロが火にあたっているのを見かけ、彼をじっと見つめて、言った。「あなたも、あのナザレ人、あのイエスと一緒にいましたね。」
14:68 しかし、ペテロはそれを打ち消して、「何を言っているのか、わからない。見当もつかない。」と言って、出口のほうへと出て行った。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:66 ペテロが下の方の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、
14:67 ペテロが火にあたっているのを見ると、彼をじっと見つめて、こう言った。「お前さんも、あのナザレ人イエスと一緒にいたねえ。」
14:68 すると、ペテロはそれを打ち消して、「あなたが何を言っているのか、私にゃわからんよ。」と言って、出口のほうへ行った。』
シモン・ペテロは、大祭司の屋敷の庭にいて、焚き火に暖まっていました。また、その場所から、議会の様子が見えたに違いありません。
大祭司の判定が下ると、議員の人々は、主イエスにつばきをかけ、御顔をおおい、こぶしでなぐりつけたのです。そればかりではありません。ローマの役人たちは、主イエスを受け取って、平手で打ち叩きました。
その場面を、焚き火から、横目でチラチラとシモン・ペテロは、見ていたのです。そして、恐れが入って来たのです。
そこへ、大祭司の女中のひとりが、焚き火の所へやって来て、ペテロが火にあたっているのを見かけ、彼をじっと見つめました。
「あなたも、あのナザレ人、あのイエスと一緒にいましたね。」
すると、シモン・ペテロは、自分も主イエスのようにされるのかと恐れて、
「何を言っているのか、わからない。見当もつかない。」と言って、こそこそと出口から出て行こうとしたのです。
これが、シモン・ペテロの最初の否定になりました。》