◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月17日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章69節~71節】
14:69 すると女中は、ペテロを見て、そばに立っていた人たちに、また、「この人はあの仲間です。」と言いだした。
14:70 しかし、ペテロは再び打ち消した。しばらくすると、そばに立っていたその人たちが、またペテロに言った。「確かに、あなたはあの仲間だ。ガリラヤ人なのだから。」
14:71 しかし、彼はのろいをかけて誓い始め、「私は、あなたがたの話しているその人を知りません。」と言った。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:69 すると、女中は、ペテロを見て、そばに立っている人に、また、「ありゃ、あの男の仲間だよ。」と言いだした。
14:70 ペテロは、またそれを打ち消した。しばらくすると、そばに立っていた人たちが、またペテロに言った。「お前さん。確かにあの男の仲間だろう。お前さんは、ガリラヤ出だもんな。」
14:71 するとペテロは、「あなたがたが話しているそんな人なんか知らないね。もし知っていたら、呪われてもいいさ。」と言って誓い始めた。』
今日は、シモン・ペテロの二回目の主イエスの否定の場面からとなります。二回目の時も、大祭司の女中が、シモン・ペテロを見て、おそらく指さして、焚き火にあたって暖を取っている人々に言ったのです。
「この人はあの仲間です。」
シモン・ペテロが、大祭司の中庭から出て行こうとした時に、再度女中が指摘したのかも知れません。ルカは、『ペテロは、またそれを打ち消した』と書いています。
マタイの福音書における平行同一記事によりますと、
『そして、ペテロが入口まで出て行くと、ほかの女中が、彼を見て、そこにいる人々に言った。「この人はナザレ人イエスと一緒でした。」
それで、ペテロは、またもそれを打ち消し、誓って、「そんな人は知らない。」と言った。(マタイ26:71 ~26:72)』となっています。
ここでは、別の女中となっており、またペテロの応答についても描かれています。
「そんな人は知らない。」と。
明日は、三回目の否定について考えて見ましょう。』