◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月10日(日)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章22節~24節】
15:22 そして、彼らはイエスをゴルゴタの場所(訳すと、「どくろ」の場所)へ連れて行った。
15:23 そして彼らは、没薬を混ぜたぶどう酒をイエスに与えようとしたが、イエスはお飲みにならなかった。
15:24 それから、彼らは、イエスを十字架につけた。そして、だれが何を取るかをくじ引きで決めたうえで、イエスの着物を分けた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲示します。
『15:22 そして、彼らは、イエスを「されこうべ」という意味のゴルゴタという場所に連れて来た。
15:23 彼らは、イエスに、麻酔薬を混ぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、イエスは飲もうとはされなかった。
15:24 それから、彼らは、イエスを十字架につけた。そして、くじを引いて、誰が取るかを決めたうえで、イエスの服を分けた。』
主イエスを十字架につけたのは、ローマ兵たちでした。なぜなら、「ローマ帝国反逆罪」で処刑されるからです。その時、主の十字架の側に何人のローマ兵がいたのかは分かりませんが、四人ではなかったのではないでしょうか。
平行記事として、ヨハネは次のように、もっと詳しく書き記しています。
『さて、兵士たちは、イエスを十字架につけると、イエスの着物を取り、ひとりの兵士に一つずつあたるよう四分した。また下着をも取ったが、それは上から全部一つに織った、縫い目なしのものであった。
そこで彼らは互いに言った。「それは裂かないで、だれの物になるか、くじを引こう。」それは、「彼らは私の着物を分け合い、私の下着のためにくじを引いた。」という聖書が成就するためであった。(ヨハネ19:23~19:24)』と。
ヨハネが言います「聖書が成就するためであった」とは、ダビデの詩篇に預言されていることです。
『彼らは私の着物を互いに分け合い、私の一つの着物を、くじ引きにします。(詩篇22:18)』と。
本当に驚きです。詩篇22篇は、十字架に掛けられるメシアの描写が、忠実に描かれているのです。》