◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月11日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章25節~26節】
15:25 彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。
15:26 イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王。」と書いてあった。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲示します。実は全く同じなのです。こういうこともあるのですね。
『15:25 彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。
15:26 イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王」と書いてあった。』
新約聖書には、二つの時制が使われています。すなわち、ヘブル暦の時制と、私たちが、今も使用しているローマ時制です。
ここでは、明らかにローマ時制であり、私たちと同じく、午前九時に主イエス様は十字架につけられたのです。そして、その十字架が立たされることになるのです。
全体重が、両手の付け根と、両足首に打たれた大きな太い犬クギにかかります。その激しい痛みは、十字架に付けられた者にしかわからないことです。
十字架に付けられた者は、息を吸うためには、体を上げて、顔を上に向けなければならないのです。そして、息を吸うたびごとに、激しい痛みが貫くと言われています。
まさに、ローマ人が考え出した、極刑とも言えるでしょう。普通、絶命するまで、二・三日かかると言われています。最後は、力尽きて、窒息死で絶命します。
この、残酷な死刑のシンボルが、私たちクリスチャンの勝利のシンボルとなります。それは、三日目に主イエス様が復活することによって、栄光のシンボルに変わるのです。
私たちが、最も誇りとする「主の十字架」。この十字架あってこその「救い」であり、「癒し」であり、そして「永遠の命」なのです。明日も同じ箇所からとなります。》