• 日々のみ言葉 2024年3月12日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年3月12日(火)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書15章25節~26節】
    15:25 彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。
    15:26 イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王。」と書いてあった。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。今回は、現代訳は全く新改訳と同じなので、あえて掲載しないことにします。

     主イエスの「罪状書き」には、「ユダヤ人の王」と書いてありました。ヨハネは、さらに詳しく、このことについて書き記しています。

    『ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掲げた。それには「ユダヤ人の王ナザレ人イエス。」と書いてあった。
     それで、大ぜいのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。イエスが十字架につけられた場所は都に近かったからである。またそれはヘブル語、ラテン語、ギリシヤ語で書いてあった。そこで、ユダヤ人の祭司長たちがピラトに、
    「ユダヤ人の王、と書かないで、彼はユダヤ人の王と自称した、と書いて下さい。」と言った。ピラトは答えた。
    「私の書いたことは私が書いたのです。」(ヨハネ19:19~19:22)』

     当時のローマ帝国所領内において、一般的に用いられていた三つの言語、すなわち、「ヘブル語」、「ラテン語」、そして「ギリシャ語」で、「ユダヤ人の王」と書かれたことは、ローマ所領内のすべての国民に対して、「見せしめ」の意味をも持っていたのです。

     最高議会議員でもある、祭司長たちは、ピラトに訴えます。
    「ユダヤ人の王、と書かないで、彼はユダヤ人の王と自称した、と書いて下さい。」と。

     ピラトは、こう答えるのです。
    「私の書いたことは私が書いたのです。」と。

     これは、聖霊様が書かせたと言っても良いでしょう。ピラトはあえて、修正しようとはしませんでした。
     これによって、まさしく主イエスは、真に「ユダヤ人の王」として、死んで行かれることになったのです。ここにも、絶大なる神様の摂理がもたらされたのです。》
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

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