◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月14日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章27節】
15:27 また彼らは、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。ルカによります平行記事を再度、掲載します。
ルカによれば、
『十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、
「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。
ところが、もうひとりのほうが答えて、彼をたしなめて言った。
「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」
そして言った。
「イエス様。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出して下さい。」
イエスは、彼に言われた。
「まことに、あなたに告げます。あなたは今日、私と共にパラダイスにいます。」(ルカ23:39~23:43)』と、書かれています。
「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」
おそらく、こう言ったのは、主イエスの十字架から向かって、左側の十字架に付けられた者であると思います。
すると、右側の十字架に付けられた者が言います。
「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。イエス様。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出して下さい。」
主イエスは言われます。
「まことに、あなたに告げます。あなたは今日、私と共にパラダイスにいます。」と。
私たちは、この箇所から語られるメッセージを良く聞きます。右側の囚人が悔い改めて救われたことを知っています。しかし、大切な真理を言います。主は、右側の者だけでなく、左側の者の為にも十字架に掛かられたのです。なぜなら、主が父なる神様に霊を渡された時に、彼らはまだ生きていたからです。
そして、神様は、左側の者にも悔い改めの機会を与えておられるのです。それが、百人隊長の言葉なのです。
「この方はまことに神の子であった。」と。
これは私個人の推測ですが、もしかしたら、この言葉を聞いて、彼も悔い改め、救われたかも知れないのです。》