• 日々のみ言葉 2024年3月15日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年3月15日(金)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書15章27節~28節】
    15:27 また彼らは、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけた。
    15:28 [本節欠如]

    ◎ショートメッセージ
    《15章28節は「本節欠如」となっています。異本には、次の節が書き記されています。

    15:28 こうして、『この人は罪人と共に数えられた。』とある聖書が実現したのである。

    これは、イザヤ書53章「悲しみのメシア預言」からの引用です。イザヤ書によりますと、
    『それゆえ、私は、多くの人々を彼に分け与え、彼は強者たちを分捕り物としてわかちとる。彼が自分のいのちを死に明け渡し、そむいた人たちと共に数えられたからである。彼は多くの人の罪を負い、そむいた人たちのためにとりなしをする。(イザヤ53:12)』と、書かれています。

    この預言と、ルカの福音書における平行記事をあわせ読みますと、主イエスは、もしかしたら、十字架上において、二人の強盗の為に、すなわち「そむいた人たち」のためにとりなしをされたのではないでしょうか。
    確かに、主イエスは、極悪人バラバ・イエスの身代わりとして、十字架に付けられました。この事を、二人の強盗は知っています。彼らは、バラバをねたまないでしょうか。
    いいえ。「なぜ、バラバであって自分ではないのだ」と歯ぎしりしたかも知れないのです。なぜなら、本来はバラバも自分たちと同じように、十字架の苦しみを味わっているはずなのに、何と、彼は自由の身となって釈放されたのです。

    主は「右側の者」に言われます。
    「まことにあなたに告げます。あなたは今日、私と共にパラダイスにいます」と。

    この言葉を聞いた「左側の者」にも、希望が宿ったのではないでしょうか。そして、主が霊を渡され、絶命された時、百人隊長が言います。

    「この方は、まことに神の子であった」と。

    その言葉を聞いた、左側の者は、心の中で悔い改めて、右側の者が言った言葉をつぶやいたのではないでしょうか。
    「イエス様。あなたの御国の位にお着きになる時には、私をも思い出して下さい」と。

    私は、主イエスは、バラバ、そして二人の強盗の罪の為にも十字架に掛かられ、そして救い出されたと考えることにしたのです。天国に行った時には、真実が分かります。》

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