◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月20日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章33節~34節】
15:33 さて、十二時になったとき、全地が暗くなって、午後三時まで続いた。
15:34 そして、三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ。」と叫ばれた。それは訳すと「わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか。」という意味である。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:33 さて、昼の十二時になった時、全地が真っ暗闇になって、午後三時まで続いた。
15:34 そして、午後三時に、イエスは大声で叫び、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ。」と言われた。これは、「わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか。」という意味である。』
午後三時とは、今私たちが使っていますローマ時制ですので、いわゆるおやつ時です。
この時、主イエスは大声で叫ばれたのです。
「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ。」
これはアラム語です。主は、普段はアラム語を使用されていました。
マタイでは、
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」
となっており、これはヘブル語です。主はアラム語で言われたのです。しかし、マタイはユダヤ人の為に、福音書を書き記しましたので、彼らに分かるように、あえて主の叫ばれた言葉をヘブル語に訳して掲載したのです。
その後、主はもう一度大声で、「父よ。わが霊を御手にゆだねます。完了した。」と叫ばれて、心臓が破裂して絶命されます。
「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか。」と、主は言われましたが、父なる神様は、御子イエスをお見捨てにはなさいません。三日後における「復活」を通して、父なる神様は、御子イエス様に栄光を授けられるのです。》