◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月22日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章37節】
15:37 それから、イエスは大声をあげて息を引き取られた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:37 イエスは大声で叫び、ついに息を引き取られた。』
ルカの福音書における平行記事によりますと、
『イエスは大声で叫んで、言われた。「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。(ルカ23:46)』と、書かれています。
また、ヨハネの福音書における平行記事によりますと、
『イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。(ヨハネ19:30)』と、書かれています。
このことから、主が最後に言われたことは、この二つの言葉であると思われます。それでは、どちらが先なのでしょうか。尾山令仁先生は、「完了した。(テテレスタイ)」が6番目で、最後の7番目が「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」であると言われています。
「完了した」とは、神様のご計画である「人類の救いの御わざ」が、ご自身の十字架によって完了したことを表わしています。
また、律法が成就し、完了したことを表わしています。つまり、主イエスがその生涯において、すべての律法を守られたと言うことです。それだからこそ、身代わりとなって死んで下さることが出来たのです。この時、すべての祭儀律法は廃棄されました。》