◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月23日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章38節】
15:38 神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:38 その時、神殿の聖所と至聖所を仕切っていた幕が、上から下まで真二つに裂けた。』
大祭司は、年に一度、イスラエル民族の罪の為に、至聖所に入って、傷の無い一才の子羊を屠り、その血を捧げました。
つまり、この時までは、大祭司が人々の罪の赦しの為に取りなしの務めを果たしていたのです。
しかし、真の大祭司なるお方が来られて、天にある本物の至聖所に、ご自身の血によって贖いをして下さいました。それだからこそ、神殿の聖所と至聖所を仕切っていた幕が、上から下まで真二つに裂けたのです。
つまり、大祭司の任務は終了したことを告げています。それだけではありません。もう、神様と私の間には、大祭司は必要ないことになったのです。
よって、神様と私は、完全に直結しており、何時でも神様を礼拝し、また、様々な願いと祈りを直接持って行き、神様の答えを聞くことが出来るようになったのです。
これを別な言葉で表現しますと、「万人祭司説」と言います。
また、マタイの福音書によりますと、この時地震が引き起こされたことが分かります。
『すると、見よ。神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。そして、地が揺れ動き、岩が裂けた。(マタイ27:51~27:53前半)』と書かれています。
神の御子の死は、まさしく天変地異を引き起こしたのです。主イエス様の再臨の時には、もっと大きな天変地異が起きることを、黙示録は私たちに警告し教えています。》