◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月31日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書28章1節~15節】
28:1 さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方、マグダラのマリヤと、ほかのマリヤが墓を見に来た。
28:2 すると、大きな地震が起こった。それは、主の使いが天から降りて来て、石をわきへころがして、その上にすわったからである。
28:3 その顔は、いなずまのように輝き、その衣は雪のように白かった。
28:4 番兵たちは、御使いを見て恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。
28:5 すると、御使いは女たちに言った。「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを、私は知っています。
28:6 ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。
28:7 ですから急いで行って、お弟子たちにこのことを知らせなさい。イエスが死人の中からよみがえられたこと、そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれ、あなたがたは、そこで、お会いできるということです。では、これだけはお伝えしました。」
28:8 そこで、彼女たちは、恐ろしくはあったが大喜びで、急いで墓を離れ、弟子たちに知らせに走って行った。
28:9 すると、イエスが彼女たちに出会って、「おはよう。」と言われた。彼女たちは近寄って御足を抱いてイエスを拝んだ。
28:10 すると、イエスは言われた。「恐れてはいけません。行って、私の兄弟たちに、ガリラヤに行くように言いなさい。そこで私に会えるのです。」
28:11 女たちが行き着かないうちに、もう、数人の番兵が都に来て、起こった事を全部、祭司長たちに報告した。
28:12 そこで、祭司長たちは民の長老たちと共に集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、
28:13 こう言った。「『夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った。』と言うのだ。
28:14 もし、このことが総督の耳にはいっても、私たちがうまく説得して、あなたがたには心配をかけないようにするから。」
28:15 そこで、彼らは金をもらって、指図されたとおりにした。それで、この話が広くユダヤ人の間に広まって今日に及んでいる。
◎ショートメッセージ
《今日は、クリスマスに次ぐキリスト教界の最大のイベント、「イースター」の日です。
よって、マルコの福音書からではなく、マタイの福音書の平行記事から思い巡らして見ることにします。
マタイだけが、アリマタヤのヨセフの新しい墓に施された「ローマ式封印」について書き記しています。しかも最初に主イエスの復活を知ったのは、異邦人であり、真の神を知らないローマ兵の四人の見張りたちです。
その証しを直接聞いた祭司長たちは、なぜこれほどのしるしが有りながらも、主イエスを信じようとしないのでしょうか。
ここに信仰でさえも、神様の恵みであることが分かります。私は、この後ローマ軍から追放された見張りの兵士たちは、信仰を持ったのではないかと考えています。主は真に復活されたのです。》