• 日々のみ言葉 2024年4月22日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年4月22日(月)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙1章1節~2節】
    1:1 神のみ心によってキリスト・イエスの使徒として召されたパウロと、兄弟ソステネから、
    1:2 コリントにある神の教会へ。すなわち、私たちの主イエス・キリストの御名を、至る所で呼び求めているすべての人々と共に、聖徒として召され、キリスト・イエスにあって聖なるものとされた方々へ。主は私たちの主であると共に、そのすべての人々の主です。

    ◎ショートメッセージ
    《日々のみ言葉は、来年の5月で、丸10年になります。今まで、マルコの福音書二回、マタイの福音書、ヨハネの福音書、ルカの福音書、使徒の働き、そしてローマ人への手紙と学んで来ました。
    今日からは、第Ⅰコリント人への手紙について、共に「日々のみ言葉」として味わいながら、思いめぐらし、また固い食物として、かみ砕いて行こうではありませんか。

    ここで、パウロは自分のことをはっきりと、「キリスト・イエスの使徒として召されたパウロ」であることを、強調しています。

    使徒とは誰でしょうか。使徒とは、主イエス様によって、直に任命された十二使徒のことを指しています。
    ルカの福音書によりますと、
    『この頃、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
    すなわち、ペテロという名をいただいたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党員と呼ばれるシモン、ヤコブの子ユダとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。(ルカ6:12~6:16)』と、書かれています。

    つまり、パウロは、直接、主イエス様に使徒として任命されてはいないのです。なぜなら、その頃のパウロは、律法学者として、主に反対する立場であったからです。
    そのことは、当時のクリスチャンたちは皆、知っています。
    それゆえに、パウロが自分自身を使徒と呼んでいる事に、多くのクリスチャンは疑問を抱いていたのです。
    しかし、パウロは明らかに、ダマスコ途上において、主イエスにお会いし、異邦人の使徒として任命されたのです。もっともその事実を知っているのは、パウロ本人と、ダマスコの評判の良いユダヤ人、アナニヤだけなのです。
    そして、紛れもなくパウロは、正真正銘の使徒です。》

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