• 日々のみ言葉 2024年4月28日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年4月28日(日)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙1章10節~12節】
    1:10 さて、兄弟たち。私は、私たちの主イエス・キリストの御名によって、あなたがたにお願いします。どうか、皆が一致して、仲間割れすることなく、同じ心、同じ判断を完全に保って下さい。
    1:11 実はあなたがたのことをクロエの家の者から知らされました。兄弟たち。あなたがたの間には争いがあるそうで、
    1:12 あなたがたはめいめいに、「私はパウロにつく。」「私はアポロに。」「私はケパに。」「私はキリストにつく。」と言っているということです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『1:10 さて、信者の皆さん。私たちの主イエス・キリストのお名前によってあなたがたにお願いしたいことは、皆が同じ福音を語り、争いがなく、同じ心、同じ思いになって、堅く結び合うことである。
    1:11 実は、クロエの家の者から聞いたことだが、あなたがたの間には争いがあるそうで、
    1:12 それぞれが、「私はパウロ派だ、」「私はアポロ派だ、」「私はペテロ派だ、」「私はキリスト派だ」と言っているということである。』

    ここで、クロエと言う人物が登場します。この名前は、ギリシヤ婦人の名前で「青葉の茂った」という意味です。パウロはコリント教会内に分裂があるということを、「クロエの家の者」から聞いたと言っています。
    注意深いパウロがわざわざ名前をあげていることから、「クロエの家の者」とは、パウロが滞在していたエペソ教会の者で、コリントを訪れたということが考えられます。
    また、クロエは、コリント教会の多くの者たちに、名前が知られていたことから考えますと、彼女は、それなりに、教会において、多く用いられていた人物であることは、間違いありません。

    さて、パウロは、まず彼らに勧めています。
    『兄弟たち。私は、私たちの主イエス・キリストの御名によって、あなたがたにお願いします。どうか、皆が一致して、仲間割れすることなく、同じ心、同じ判断を完全に保って下さい。』と。

    聖霊の豊かな油注ぎのある教会において、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。聖霊による一致が、なぜもたらされないのでしょうか。それは、人を見ているからです。明日も同じ箇所から続きとなります。》

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