◇◆◇日々のみ言葉
2024年5月13日(月)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙2章4節~5節】
2:4 そして、私の言葉と私の宣教とは、説得力のある知恵の言葉によって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした。
2:5 それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『2:4 だから、私が福音を宣べ伝えたのは、説得力のある雄弁な言葉によったのではなく、むしろ単純な言葉によった。それを神が用いて下さり、聴衆にも働きかけて下さり、御霊が説得して、信じることができるようにして下さったのである。
2:5 こうして、あなたがたの信仰が、人間の知恵に基づかないで、神の力に基づくことがはっきりした。』
『現代訳は、実は誤訳であるかと思われます。しかし、決して間違った教理ではなく、これはこれで、説得力のある言葉だとも言えるかと思われます。
おそらく、尾山令仁先生が、第Ⅰコリント人への手紙を訳された時には、まだ「聖霊のバプテスマ」を受けていなかった頃であると思われます。
パウロが言っていますことは、彼自身の雄弁かつ知恵に満ちた言葉でなく、御霊に導かれた単純な言葉によって、福音を語ったと言うことなのです。そして「御力の現われ」とは、それに伴うしるしや奇跡のことを指しています。
かつての尾山先生は、「新約聖書が編纂されて聖書が完結した時に、奇跡や預言や異言は終わった」と言う立場に立っていました。しかし、「聖霊のバプテスマ」を受けられた時に、180度変えられたのです。
私たちは、闇くもにみ言葉を信じているのではありません。み言葉は生きています。み言葉に伴ったしるしと奇跡が起きるのです。それを成し遂げて下さるのは、み言葉の真の著者である聖霊様なのです。》