◇◆◇日々のみ言葉
2024年7月30日(火)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙7章1節】
7:1 さて、あなたがたの手紙に書いてあったことについてですが、男が女に触れないのは良いことです。
◎ショートメッセージ
《今日から、第7章にはいります。現代訳を掲載します。
『 7:1 さて、あなたがたから来た手紙の中で、男が女に触れない方が良いということについて、お答えしようと思う。』
ここから、パウロのもとへ、コリント教会から書簡が送られて来たことが分かります。また、パウロの「第Ⅰコリント人への手紙」は、その書簡に対する答えでもあったことも分かります。
コリント教会の人々は、「男が女に触れることは良いことなのか、それとも悪いことなのか」とパウロに聞いてきたことが考えられます。
パウロの結論は、「男が女に触れないのは良いこと」だということです。この答えは意外だと思われます。なぜなら、ある学者の説では、サウロは結婚していたと考えられているからです。そして、その妻であった女性は死別したか、もしくはサウロが離縁したとも考えられています。
しかし、その真偽は分かりません。パウロの書簡には、そのことについては何も書かれてはいないからです。
それでは、この思想はどこから来るのでしょうか。もちろん律法からです。レビ記によれば、
『男が女と寝て交わるなら、ふたりは共に水を浴びる。彼らは夕方まで汚れる。(レビ15:18)』と書かれています。
主イエスは、律法をすべて守られ成就されたことから、生涯純潔であったことは、間違いないことです。》