◇◆◇日々のみ言葉
2024年7月31日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙7章1節~2節】
7:1 さて、あなたがたの手紙に書いてあったことについてですが、男が女に触れないのは良いことです。
7:2 しかし、不品行を避けるため、男はそれぞれ自分の妻を持ち、女もそれぞれ自分の夫を持ちなさい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『7:1 さて、あなたがたから来た手紙の中で、男が女に触れない方が良いということについて、お答えしようと思う。
7:2 不品行を避けるためには、結婚した方が良い。』
7章2節からも、サウロ(パウロ)は結婚していたと考えられています。もし、彼が妻を離縁したのなら、当然、サンヘドリンの議員でもあったサウロ時代は、かなり裕福であったと思われますので、それなりのお金を手渡したに違いありません。
可能性として考えられますことは、ダマスコ途上で回心してからのことだと思われます。なぜなら、主イエスに従う為に、まさしく彼は、すべてを捨てなければならなかったからです。
おそらく、エルサレムに自分の家を持っていたに違いありませんし、妹夫婦もエルサレムに住んでいましたので、彼らにも迷惑がかからぬよう、配慮したとも考えられます。
さて、7章2節の現代訳は、いたって簡潔に訳されています。
『不品行を避けるためには、結婚した方が良い。』
この言葉を書き記すことが出来たことも、彼は「結婚」を経験していることは、ほぼ間違いないことです。もちろん、真偽は分からないことも事実ですが、次の節以降によりますと、結婚したことがない者が、勧めるには無理があることを、パウロは書き記しています。》