◇◆◇日々のみ言葉
2024年8月19日(月)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙7章35節】
7:35 ですが、私がこう言っているのは、あなたがた自身の益のためであって、あなたがたを束縛しようとしているのではありません。むしろあなたがたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるためなのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『7:35 私がこのように言うのは、あなたがたのためを思うからで、あなたがたを結婚させまいとしているのではない。むしろ、あなたがたが秩序にかなった生活をして、ひたすら主に仕えるためである。』
コリント人への手紙は、パウロがコリント教会に宛てた手紙であり、ギリシャ人とローマ人のクリスチャン、すなわち異邦人を対象として書かれたものです。
もちろん、教会の中には、ディアスポラのユダヤ人たちも存在していたことは間違いありません。しかし、あくまで、律法を持たない者たちが対象なのです。
パウロは、「あなたがたを結婚させまいとしているのではない」と言っていますが、秩序にかなった生活をする為には、男性は結婚した方が良いに決まっています。特に、青年にとって、アクロコリントは、ものすごい誘惑でした。
また、ひたすら主に奉仕する為に結婚しないとするならば、それこそ修道院に入ることになるかと思うのです。
カトリック教会には、様々な修道院があります。男子修道院と女子修道院とに別れています。修道院に入会する者は、生涯独身を守らなければなりません。修道院が、世界的に、かつ歴史上において、大きな役割を果たして来たことも事実なのです。
プロテスタント教会には、そのような制度はないと思っていましたが、ある時、プロテスタントの中にも、女子修道院が存在することを初めて知ったことがありました。
その修道院は、豪雪地帯の山深い場所に存在するそうです。何と半年近く雪に覆われ、車の通行が不可能になるそうです。その修道院の院長に、家内は何度か集会において、お会いしたことがありました。》