◇◆◇日々のみ言葉
2024年9月22日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙10章2節~5節】
10:2 そしてみな、雲と海とで、モーセにつくバプテスマを受け、
10:3 みな同じ御霊の食べ物を食べ、
10:4 みな同じ御霊の飲み物を飲みました。というのは、彼らについて来た御霊の岩から飲んだからです。その岩とはキリストです。
10:5 にもかかわらず、彼らの大部分は神のみ心にかなわず、荒野で滅ぼされました。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『10:2 彼らは、皆モーセによって与えられた神の契約を守るということを受け入れた。これはモーセに就くバプテスマである。
10:3 彼らは、荒野で神は奇跡的に与えられたパンを食べ、岩から出た水を飲んだ。
10:4 これは御霊によって与えられた食べ物、飲み物である。その岩とはキリストを指している。
10:5 このような素晴らしい経験をしたにもかかわらず、彼らのほとんどすべては、神の御心に背いて、荒野で死んでしまい、約束の地に入ることが出来なかった。』
昨日から、第10章にはいりました。
主イエス・キリストの予表であるモーセによって、エジプトの奴隷状態から解放されたイスラエルの人々は、昼は雲の柱、夜は火の柱に導かれ、左右に吹き分かれた紅海を渡り、アブラハムに約束されたカナンの地を目指しました。
途中、厳しい荒野を通らなければならなかったのですが、神様は奇跡的に、御使いの食べ物であるマナを与え、また岩から水を湧き出して下さいました。
しかし、それほどの奇跡を味わったにもかかわらず、彼らは神様を疑い、その御心に背いたのです。
そして、その報いとして、荒野を四十年間さまよわなければならなかったのです。その間に、二十歳以上の者たちは、すべて死に絶えました。
そして、カレブとヨシュアが報告をもたらしたその時点において、二十歳以下の者たちが、四十年後、ヨシュアに導かれて、約束の地カナンに入って行くことになります。
パウロは、神様から離れるならどうなるのか、イスラエルの歴史を通して、コリントの教会の人々に教えているのです。》