◇◆◇日々のみ言葉
2024年9月23日(月)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙10章6節】
10:6 これらのことが起こったのは、私たちへの戒めのためです。それは、彼らがむさぼったように私たちが悪をむさぼることのないためです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『10:6 これらのことが、私たちクリスチャンに対する神の警告であって、私たちも彼らのように、悪事をむさぼることがないためである。』
パウロは、コロサイ人への手紙において、このように勧めています。
『ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。(コロサイ3:5)』と。
私たちには、欲求があります。もし、人が自分の欲球だけで動いていたとしたら、どうなるでしょうか。そのことをまさに、示しているのが、独裁者たちです。
イスラエルの民は、荒野において、モーセとアロンに様々な欲球と不満をぶつけました。しかも、ある時には、別の指導者を立てて、エジプトへ帰ろうともしたのです。
そのような者たちに対して、神様は裁かれたのです。聖書に書かれたイスラエルの歴史は、背教そのものの歴史なのです。しかも、今現在でさえ、多くのユダヤ人が、主イエス・キリストに反逆しています。
しかし、メシアニック・ジューの人々が起こされたことは、神様の恵みと哀れみの何物でもありません。彼らは、イエス・キリストを救い主として受け入れていますが、その実態は、ユダヤ人としての律法と慣習を守って生きています。
よって、自分たちユダヤ人以外の異邦人に対しては、厳しい目を向けていることも事実なのです。
ガザ地区に対する攻撃などは、まさにユダヤ人の本質を表わしています。彼らに取っては、選民である自分たち以外は、人間ではなく犬なのですから。今でも、主イエスは、彼らに、「悪事をむさぼってはならない」と警告し続けているのです。》