• 日々のみ言葉 2024年12月19日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年12月19日(木)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙13章4節~7節】
    13:4 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。
    13:5 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、
    13:6 不正を喜ばずに真理を喜びます。
    13:7 すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、同じ箇所からとなります。

    様々なホテルで行なわれています「キリスト教結婚式」において、ほぼ間違いなく朗読される聖書箇所であり、またこの箇所から、司式します牧師もしくはカトリック神父がメッセージを語ることになる有名な箇所の学びも今日で終えたいと思います。
    多くのプロテスタント教会においては、その教団の教会員である兄弟姉妹でなければ、あるいは、クリスチャン同士でなければ、教会において結婚式をあげることは許されてはいません。
    また、片方がクリスチャンであっても、もう片方がノンクリスチャンであるならば、ほぼ、どこの教会も、結婚式をあげることは許されてはいません。
    そんな風潮の中、尾山令仁師ご夫妻は、自分たち夫婦の為ではなく、ある教会員の為に、東京の有名なホテルと提携し、キリスト教結婚式の司式をなされたのです。
    その中身は、ノンクリスチャン同士のカップル、あるいは片方がノンクリスチャンであるカップルがほとんどであったとのことでした。
    尾山先生は、「ノンクリスチャンへの伝道の機会は、まず第一が葬儀であり、次に結婚式である。しかし、日本の教会は、結婚式という証しの場を提供せず放棄した為に、その需要と必要から、ブライダル民間会社が教会に取って変わってしまった」と言われたことがありました。
    このことが、実は、キリスト教会の大きな失敗であったことは間違いありません。また葬儀においても、キリスト教式葬儀は、その教団教派の教会員でなければ、教会において許可されないのが現状です。これも悲しい現実なのです。
    ノンクリスチャンたちが、ホテルや葬儀場のチャペルではなく、礼拝が捧げられ、祈りが積まれている教会の会堂に一歩足を踏み入れる機会が奪われていることになります。
    教会の敷居が高すぎるのです。今日の聖書箇所の言葉が、むなしく聞こえて来るのは私だけなのでしょうか。》

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