◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月21日(火)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙14章39節~40節】
14:39 それゆえ、私の兄弟たち。預言することを熱心に求めなさい。異言を話すことも禁じてはいけません。
14:40 ただ、すべてのことを適切に、秩序をもって行ないなさい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:39 だから、信者の皆さん。神のみ心を話すことを熱心に求めなさい。特別な言葉で話すことがいけないわけではない。
14:40 しかし、すべてのことには秩序があり、しかも適切に行なわなければならないことを忘れてはならない。』
パウロは、「預言することを熱心に求めなさい」と言っています。しかし、これですと漠然としていて、一体どんなことを求めれば良いのか分からないのです。それゆえ、現代訳では、「神のみ心を話すことを熱心に求めなさい」となっています。
前回にも書き記しましたが、預言は、母国語で、すなわち、その国の人ならば分かる言葉で語られるのが条件なのです。
しかし、そうしますと「何を語って良い」と誤解が生じる場合もあります。いいえ、そうではないのです。なぜなら、教会には秩序があり、また適切に行なわれなければならないからです。
以前にも書き記しましたが、ある人が「食前のお祈り」を頼まれたことがありました。その時、その会場にいた講師の先生は、その女性にお祈りを頼んだ司会者に、キャンセルの×印を送って合図したのですが、時すでに遅しでした。
その女性は、食前の祈りを10分以上されたのです。祈りは人に聞かせるものではありません。神様に向かってするものです。また、一方通行ではありません。神様と交互に語り合うのが、本物の祈りなのです。私たちは、どうしても「自分」を主張したいという思いがあるのです。
「ただ、すべてのことを適切に、秩序をもって行ないなさい」とは、真理なのです。》