◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月7日(土)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙7章11節】
7:11 ご覧なさい。神のみ心に添ったその悲しみが、あなたがたのうちに、どれほどの熱心を起こさせたことでしょう。また、弁明、憤り、恐れ、慕う心、熱意を起こさせ、処罰を断行させたことでしょう。あの問題について、あなたがたは、自分たちがすべての点で潔白であることを証明したのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『7:11 そうだ。神のみ心に添った悲しみは、あなたがたのうちに素晴らしい熱心を起こさせた。自分たちの失敗をはっきりと釈明し、私に対する不当な侮辱に対して憤り、自分たちの行なった不正に対して神の怒りを招くことを恐れ、私たちに対して深く慕う心を抱くようになり、悪を行なう者に対しては厳罰に処するという熱意を起こさせ、処罰を断行するようになったではないか。あの問題について、あなたがたは、自分たちがすべての点で潔白であることを証明したのである。』
ここで、パウロが言う「あの問題」とは、何なのでしょうか。おそらく第Ⅰコリントにおいて、言及したことではないでしょうか。
『あなたがたの間に不品行があるということが言われています。しかもそれは、異邦人の中にもないほどの不品行で、父の妻を妻にしている者がいるとのことです。それなのに、あなたがたは誇り高ぶっています。そればかりか、そのような行ないをしている者をあなたがたの中から取り除こうとして悲しむこともなかったのです。(第Ⅰコリント5:1~5:2)』
ここに書かれています、「父の妻」とは、実の母親ではなく、側女のことに間違いありません。これと同じことを、ヤコブの長男ルベンが犯しました。ルベンはこの罪によって長子の権利を失ったのです。
この箇所から、コリント教会の人々は、その者を追放したことが考えられます。もしかしましたら、彼が罪を悔い改めて、教会内において謝罪したかも知れません。もしそうであるならば、彼は留まることが赦されたでしょう。》