◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月8日(日)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙7章12節】
7:12 ですから、私はあなたがたに手紙を書きましたが、それは悪を行なった人のためでもなく、その被害者のためでもなくて、私たちに対するあなたがたの熱心が、神の御前に明らかにされるためであったのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『7:12 だから、あの厳しい手紙を前に送ったのは、悪を行なった人のためでもなく、その被害者のためでもなく、むしろ私たちに対するあなたがたの熱心が神の御前に明らかにされるためであった。
ここで、パウロが言う「手紙」とは、第Ⅰコリントと、その後で出された「悲しみの手紙」の両方に当てはまるかと思います。また、「被害者」という言葉が出て来ますが、これは、いったい誰を指すのでしょうか。
パウロが第Ⅰコリントにおいて言及した罪は、「父の妻を妻にしている」という不品行のことでした。あるいは、それ以外に何か問題が起きていたのでしょうか。そのへんのことは、情報が乏しく、推測するしかないのですが。
もし、考えられるとしたら、「父の妻」が被害者になるのではないでしょうか。
しかし、パウロは、そうではなく、「むしろ私たちに対するあなたがたの熱心が神の御前に明らかにされるためであった」と言っています。
私たち、すなわちパウロとシラス、そしてテモテとテトス、神の福音を伝える者への敬意が、父なる神様の御前に届けられるためであったと言うことです。》