◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月24日(金)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙3章5節~6節】
3:5 私は八日目の割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれの者です。きっすいのヘブル人で、律法についてはパリサイ人、
3:6 その熱心は教会を迫害したほどで、律法による義についてならば非難されるところのない者です。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『3:5 私は、生まれて八日目に神の選民としての印の儀式である割礼を受けた。イスラエル民族のベニヤミン族の出身であり、れっきとしたヘブル人で、ユダヤ教の中では正統なパリサイ派に属し、
3:6 熱心さにおいてはキリスト教会を迫害までした者、律法を守るという点では、みんなから一目置かれたほどであった。』
ここで、パウロは、ユダヤ人として誇りにして来たものを、列記しています。ここに書かれている内容は、まさに肩書きなのですが、もし同胞ユダヤ人がこれを見たとしたら驚愕したに違いありません。
つまり、パウロは、当時のユダヤ人の中において、エリート中のエリートであったことが分かります。主イエス・キリストは、その者を選ばれたのです。これこそまさに逆説の冥利ではないでしょうか。
私たちの神様は、時には不思議なことをなされるのです。主イエス様が、十二使徒を選ばれた時には、ごく普通の人々を選ばれました。
しかし、異邦人の使徒として選ばれたのは、ユダヤ最高法院の中でも、最も信頼されていた人物であり、自身の教会をつぶそうとした迫害者であったのです。》