◇◆◇日々のみ言葉
2025年12月24日(水)
◎聖書箇所【ルカの福音書2章1節~12節】
2:1 その頃、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。
2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。
2:3 それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。
2:4 ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
2:5 身重になっているいいなずけの妻マリヤも一緒に登録するためであった。
2:6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
2:7 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。
2:8 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
2:9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
2:10 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。
2:11 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
2:12 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
2:13 すると、たちまち、その御使いと一緒に、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。
2:14 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
2:15 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせて下さったこの出来事を見て来よう。」
2:16 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。
2:17 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。
2:18 それを聞いた人たちは皆、羊飼いの話したことに驚いた。
2:19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
◎ショートメッセージ
《今日は、クリスマスイブです。世界中で、主イエスの誕生をお祝いする日です。主イエスの誕生の裏には、様々な神様のご計画があったのです。
メシアが、ダビデの生地であるベツレヘムにおいて生まれることは、紀元前700年頃に書かれたミカ書に書かれています。
この時、皇帝アウグスト(シーザー)が、住民登録を命じたからこそ、ヨセフとマリアは、ダビデの生地ベツレヘムに行かなければなりませんでした。
しかも、宿がいっぱいであった為、洞窟に作られた家畜小屋にて、マリアはイエスを産み、飼い葉桶に寝かせます。その時、最初の礼拝者である羊飼いたちがやって来ます。
これが、最初のクリスマスなのです。クリスマスとは、キリストを礼拝すると言う意味です。彼らは御使いの言われた通りであったことを、二人に報告します。》