◇◆◇日々のみ言葉
2015年12月31日(木)
◎聖書箇所 【詩篇136篇1節~26節】
136:1 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。
136:2 神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
136:3 主の主であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
136:4 ただひとり、大いなる不思議を行なわれる方に。その恵みはとこしえまで。
136:5 英知をもって天を造られた方に。その恵みはとこしえまで。
136:6 地を水の上に敷かれた方に。その恵みはとこしえまで。
136:7 大いなる光を造られた方に。その恵みはとこしえまで。
136:8 昼を治める太陽を造られた方に。その恵みはとこしえまで。
136:9 夜を治める月と星を造られた方に。その恵みはとこしえまで。
136:10 エジプトの初子を打たれた方に。その恵みはとこしえまで。
136:11 主はイスラエルをエジプトの真中から連れ出された。その恵みはとこしえまで。
136:12 力強い手と差し伸ばされた腕をもって。その恵みはとこしえまで。
136:13 葦の海を二つに分けられた方に。その恵みはとこしえまで。
136:14 主はイスラエルにその中を通らせられた。その恵みはとこしえまで。
136:15 パロとその軍勢を葦の海に投げ込まれた。その恵みはとこしえまで。
136:16 荒野で御民を導かれた方に。その恵みはとこしえまで。
136:17 大いなる王たちを打たれた方に。その恵みはとこしえまで。
136:18 主は力ある王たちを、殺された。その恵みはとこしえまで。
136:19 エモリ人の王シホンを殺された。その恵みはとこしえまで。
136:20 バシャンの王オグを殺された。その恵みはとこしえまで。
136:21 主は彼らの地を、相続の地として与えられた。その恵みはとこしえまで。
136:22 主のしもべイスラエルに相続の地として。その恵みはとこしえまで。
136:23 主は私たちが卑しめられたとき、私たちを御心に留められた。その恵みはとこしえまで。
136:24 主は私たちを敵から救い出された。その恵みはとこしえまで。
136:25 主はすべての肉なる者に食物を与えられる。その恵みはとこしえまで。
136:26 天の神に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
◎ショートメッセージ
『2015年最後の日である。大晦日だ。
「日々のみ言葉」を始めてから、もう6ヵ月以上が過ぎた。正直言って、良くここまで続いていると思う。
まさに「継続は力なり」である。
さて、いつもは「マルコの福音書」からの学びであるが、「大晦日」に相応しく、この一年間を振りかえって見ることにしよう。
詩篇136篇は、「感謝」の詩篇である。
また礼拝用の交誦歌で、「その恵みはとこしえまで」という後半部分が繰り返しになっている。
その内容は、神の自然支配とイスラエルに対する救いのわざが告白されている。
ユダヤ教では「大ハレル詩篇」と呼ばれ、司会者が前半を唱え、会衆が「その恵みはとこしえまで」と応答する。礼拝者全員の参加による信仰の告白の歌でもある。
さて、この一年間、いろいろなことがあった。
しかし、すべては神の恵みなのである。
神は、ご自身を信ずる者に恵みをくださる。そしてその恵みは、まさしく「とこしえまで」にも及ぶ。
楽しかったこと、そして悲しかったこと、嬉しかったこと、そして苦しかったこと、そのすべてが恵みなのだ。
使徒パウロは、こう勧めている。
『神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8:28)』
また、こうも勧めている。
『あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。(第一コリント人への手紙10:13)』
主イエスは、ゲッセネマに向かう道程において、弟子たちに話されたメッセージの最後に、
『「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」(ヨハネの福音書16:33後半)』と、言われた。
主イエスこそ勝利者であられる。「十字架」こそ、勝利の御旗なのである。
そして主イエスを信じる「信仰」こそ、勝利者の証なのだ。
この一年間、本当に多くの恵みをいただいた。まさしく「数えて見よ主の恵み」である。
新しい年が、間もなく始まる。2016年も、私たちの大いなる神に期待しよう。また主イエスの溢れんばかりの恵みと慈しみに大いに心を躍らせよう。
来年こそ、この日本に主イエスは来てくださる。「聖霊の風」は吹いてくださる。来年こそ、日本にリバイバルが訪れる。
そのことを信じ、期待し、祈り続け、大胆に求め続けよう。
2015年にハレルヤ! そして2016年にハレルヤ!》