• 日々のみ言葉 2016年4月16日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年4月16日(土)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書13章26節】

    13:26 「そのとき、人々は、人の子が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。」

    ◎ショートメッセージ

    《主イエス様が言われたこの預言こそが、人類の歴史のクライマックスです。

     この「人の子」という預言は、ダニエル書に書かれています。

    『私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。(ダニエル書7:13~7:14)』

     この「人の子」と言う存在を、パリサイ人や律法学者たち、そして祭司長たちは、骨身に染みるほど知っていました。すなわち「神の子」であることを。

     ユダヤ最高議会で、その議長を務める大祭司カヤパは、イエス様に最後通告とも言うべき質問をしました。

    『大祭司はイエスに言った。「私は、生ける神によって、あなたに命じます。あなたは神の子キリストなのか、どうか。その答えを言いなさい。」
    イエスは彼に言われた。「あなたの言うとおりです。なお、あなたがたに言っておきますが、今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」(マタイの福音書26:63後節~26:64)』

     主はこう言われました。
    「そのとき、人々は、人の子が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。」
    「今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」

     主イエス様が言われた「人々は」「あなたがたは」とは、ユダヤ人を指し示します。それはこの時代にイエス様と共に生きたユダヤ人ではなく、イエス様の十字架から二千年ほどを経て、間違いなく今現在生きているユダヤの人々が見ると言うことなのです。
     紀元70年にローマ帝国によって、エルサレムは陥落し、ユダヤの人々はやがて全世界に散らばることになりますが、今現在、私たちはイスラエルと言う国が存在していることを事実として知っています。
     しかも聖なる都エルサレムは、イスラエルの所領となっているのです。

     イエス様は、大勢の聖徒と共にやって来ます。

    ユダの手紙によりますと、
    『アダムから七代目のエノクも、彼らについて預言してこう言っています。「見よ。主は千万の聖徒を引き連れて来られる。(ユダの手紙1:14)』と書かれてあります。

     千万の聖徒たちを連れて来るためには、今生きている聖徒たちを天に引き上げることが必要です。それゆえ携挙が先にあるのです。その「千万の聖徒」の中に、間違いなく私もあなたも、主と共にいることになるのです。》

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