◇◆◇日々のみ言葉
2016年4月26日(火)
◎聖書箇所 【マルコの福音書13章37節】
13:37「私があなたがたに話していることは、すべての人に言っているのです。目をさましていなさい。」
◎ショートメッセージ
《マルコの福音書13章において、主イエス様は、一体何回「目を覚ましていなさい。」と言われたのでしょうか。数えて見ることにしましょう。
『気をつけなさい。目をさまし、注意していなさい。』(33節)
『門番には目をさましているように。』(34節)
『だから、目をさましていなさい。』(35節)
『目をさましていなさい。』(37節)
何と、四回も主イエス様は言われたのです。
「あなたがた」とは、ペテロとその兄弟アンデレ、そしてゼベタイの子ヤコブとヨハネです。おそらくイエス様が側近の弟子たち四人と話している時に、いつの間にか他の弟子たちも、その輪に加わって来たのではないでしょうか。
そして真剣に、イエス様の語られる言葉の一つ一つを、心の中に留めたと思われるのです。
「私があなたがたに話していることは、すべての人に言っているのです。」
主イエス様のこの言葉は、まさしく「すべての人」に向けられた言葉なのです。「すべての人」とは、主イエス様が人として十字架に架けられて殺される前に生きていた人々、そしてその後に生まれることになる世界中のすべての人に語られた言葉なのです。
後に、ペテロは、はっきりとイタリヤ隊の百人隊長コルネリオに宣言しました。
『「神はかたよったことをなさらず、どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみ言葉をお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。」(使徒の働き10:34~10:36)』
イエス様は、主の主、王の王であられるお方です。そして聖書に書かれた通り、「すべての人の主」です。たとえその人が、知っても知らなくても、またその事実と真実を拒否したとしてもです。
イエス・キリストこそが、その人に取って、真に主であることが分かる時が必ずやって来ます。それは「白い御座の裁き」であり、誰も逃れることは出来ないのです。
「目を覚ましていなさい。」
今は、確かに救いの時であり恵みの時です。「永遠の命」への門は、まだ開いています。「救いの道」への門、「天国」への門は、まだ開いています。
しかし、やがてその門が閉じられる時が来ようとしています。その前に、一人でも多くの人が、その門に入いることを、強く願っているのは、私一人だけでしょうか。
日本のクリスチャンが、目を覚ます時が来ました。今こそ立ち上がりましょう。今こそ、取り成しの祈りのために。すべては「祈り」から始まるのです。》