• 日々のみ言葉 2016年8月16日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年8月16日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書1章5節】
    1:5 ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。

    ◎ショートメッセージ
    《ルカは、最初にバプテスマのヨハネについて書き記し始めました。
     ユダヤの人々はバプテスマのヨハネについては、良く知っていましたが、ルカはユダヤ人ではなく、異邦人であるローマの高官テオピロの為に福音書を書くことにしましたので、あえてバプテスマのヨハネの誕生から始めたのです。
     しかし、この恩恵に預かったのは、テオピロだけでなく、主イエス様を信じるすべての人、すなわち私たちではありませんか。異邦人の目から見た主イエス・キリスト。歴史家と言われたルカ。特に時制においては、ルカが最も信頼出来ると言われています。

     さて、「アビヤの組」とは、ダビデ王の晩年に、エルサレム神殿に働く祭司は、二十四組に編成されました。

     第Ⅰ歴代誌によりますと、

    『ダビデは、エルアザルの子孫のひとりツァドク、およびイタマルの子孫のひとりアヒメレクと協力して、彼らをそれぞれの奉仕に任命し、それぞれの組に分けた。
     エルアザルの子孫のほうが、イタマルの子孫よりも一族のかしらが多かったので、エルアザルの子孫は、父祖の家のかしらごとに十六組に、イタマルの子孫は、父祖の家ごとに八組に分けられた。

     彼らはくじを引いて互いにそれぞれの組に分かれた。聖所の組のつかさたち、神の組のつかさたちは、エルアザルの子孫の中にも、イタマルの子孫の中にもいたからである。
     レビ人の出の書記、ネタヌエルの子シェマヤが、王とつかさたち、および祭司ツァドクとエブヤタルの子アヒメレク、それに祭司とレビ人の一族のかしらたちの前で、それらを書きしるした。エルアザルの父祖の家を一つ一つ、イタマルのを一つ一つ。

     第一のくじは、エホヤリブに当たった。第二はエダヤに、第三はハリムに、第四はセオリムに、第五はマルキヤに、第六はミヤミンに、第七はコツに、第八はアビヤに、第九はヨシュアに、第十はシェカヌヤに、第十一はエルヤシブに、第十二はヤキムに、第十三はフパに、第十四はエシェブアブに、第十五はビルガに、第十六はイメルに、第十七はヘジルに、第十八はピツェツに、第十九はペタフヤに、第二十はエヘズケルに、第二十一はヤキンに、第二十二はガムルに、第二十三はデラヤに、第二十四はマアズヤに当たった。
     これは主の宮にはいる彼らの奉仕のために登録された者たちで、彼らの先祖アロンがイスラエルの神、主の彼に命じられたところによって、定めたとおりである。(第Ⅰ歴代誌24:1~24:19)』と、書かれています。

     バビロン捕囚の時には、四組まで減っていたのですが、その後、再び二十四組に再編成され、ルカの福音書が書かれた当時は、各組が一年に二度、一週間ずつ神殿での働きに従事していたのです。
     それぞれの組は、二百人以上の祭司で構成されていました。ザカリヤはその中の一人であり、そして、この祭司職は世襲制だったのです。
     ザカリヤの妻エリサベツは、アロンの家系出身と書かれていますが、これは名門中の名門と言うことです。》

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