• 日々のみ言葉 2017年1月29日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年1月29日(日)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書6章35節~36節】
    6:35 「ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。
    6:36 あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。」

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様は、弟子たちに教えられました。その続きが、本日の聖書箇所となります。

     ここでイエス様が言われている「敵」について、考えて見たいと思います。

     私たちクリスチャンの真の敵は悪魔・悪霊どもです。

     パウロはこう言っています。
    『私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです(エペソ人への手紙6:12)』

     ここでパウロが言っています「血肉」とは、人間を指します。悪魔は、様々な人を用いて、クリスチャンを攻撃して来ます。なんとか信仰を奪おうと躍起になっているのです。

     かつての私たちは、パウロによりますと、
    『あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、その頃は、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、他の人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした(エペソ人への手紙2:1~2:3 )』と言うことです。

     よって、まだ主イエス様を救い主として受け入れていない人々は、悪魔の支配下にあるのです。そしてその者らは、クリスチャンを攻撃して来ます。

     つまりクリスチャンにとっては、周りのノンクリスチャンの人たちが敵になる可能性が大きいのです。
     イエス様は、「ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。」と言われるのです。
     返してくれるかも知れません。あるいは返ってこないかも知れません。
     ここで「貸しなさい」と言われたことは、ただ単に「お金」のことばかりではありません。食べ物や本など様々な物が考えられます。

     しかし、たとえそうであっても、いと高き所に住んでおられる父なる神様が、大きな報いを下さると言うのです。

     イエス様が言われた「なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。」とは、

     『それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。『天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせて下
    さるからです。(マタイの福音書5:45後半)』と。

     そして哀れみ深くありなさい、と勧めておられるのです。》

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