• 日々のみ言葉 2017年4月29日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年4月29日(土)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書8章40節】
    8:40さて、イエスが帰られると、群衆は喜んで迎えた。みなイエスを待ちわびていたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《ゲラサの町の人々や、近辺の村の人々はみな、すっかりおびえてしまい、イエス様に、この地方から去ってくださいと願い出ました。そこで、イエス様は、再びペテロの舟に乗って、カペナウムへ帰られたのです。

     すると、カペナウムの群衆は、喜んでイエス様を迎えたと言うわけなのです。なぜなら、みなイエス様を待ちわびていた、と言うのです。

     ここに、イエス様に対して、まったく対照的な町が存在するのです。

     かたや、ゲラサの町のように、大いなる奇蹟が行なわれたにも関わらず、自分たちの町に、入っていただくことはもちろんのこと、ここから出て行ってください、と言うように、メシヤを拒否する町があれば、

     イエス様が、ご自分の町と言われたカペナウムのように、イエス様を大切にし、そして期待し、待ち望むまさに恵みに満ち溢れた町が存在すると言うわけです。
     それゆえ、カペナウムにおいては、みないやされ、また悪霊から解放されたのです。

     このことは、単に町だけではありません。国レベルでもあり得ることなのです。

     イスラエルは、メシヤなるお方であるイエス様を拒否し、十字架につけました。
     そして、その報いは、紀元70年に、ローマ皇帝ティトスによって、聖都エルサレム陥落と言う事態を生み出したのです。
     その後、福音は異邦人にもたされます。やがてローマ帝国は、キリスト教を国教に定めることになります。ローマ帝国は祝福され、形を変えて、かなり長い期間、世界に存続します。

     しかしユダヤ人は、1948年イスラエル建国まで、世界中に散り散りとされたのです。

     さて、主イエス様の再臨の時ですが、その時、残されたすべてのユダヤ人全員が叫ぶのです。聖書の預言通り、この時、ユダヤ人の人々は全員が救われます。
    「主よ。イエス様。来て下さい。」と。

     すると、大空に主イエス様のしるしが現われ、たくさんの聖徒たちと共に、主イエス様が再臨なされます。

     その時、私たちは、主イエス様の後ろにいる大群衆の中にいることになります。日本の多くの人々が、その大群衆の中に加えられるよう、大きなリバイバルが起こることを、願い、祈り続けています。

     日本と言う国は、それこそ国単位で、主イエス様を拒否した国なのです。豊臣秀吉しかり。徳川幕府しかり。それだけではなく、明治政府しかり。第二次世界大戦中も、まさにそうでした。

     今は、憲法において信仰の自由が保障されています。しかし、いつ憲法改正などと言う暴挙が、行なわれかねない状況であることは否めません。

     それだからこそ、為政者のために祈ることを、パウロは勧めているのです。
    「大地震が東北で良かった。」などと言う、まことに愚かな政治家であったとしても、祈るべきなのです。それがクリスチャンの役目であると思うのです。》

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