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日々のみ言葉 2017年7月25日(火)
◇◆◇日々のみ言葉
2017年7月25日(火)
◎聖書箇所 【ルカの福音書10章33節～35節】
10:33「ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、
10:34 近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。
10:35 次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』」◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からの学びです。
昨日は「サマリヤ人」について、考えて見ました。今日は、イエス様が話された「良きサマリヤ人」のたとえの後半の内容について学んで行きます。そこへ、一人のサマリヤ人が通りかかったのです。彼は旅の途中でした。この話は、あくまで「たとえ」ですから、このサマリヤ人がなぜ、ユダヤ人の巡礼の道であるエリコ街道を歩いていたのかについては、イエス様は何も説明されてはいないのです。
イエス様は、彼がロバを連れていたと、設定しています。彼は、強盗に襲われ倒れているユダヤ人を見て、可哀想に思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、ロバに乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった、と言うのです。この場合の宿とは、エリコであることが分かります。
次の日、彼はさらに2デナリ金貨を渡して、宿の主人にこう言うのです。
「介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。」
主イエス様が、律法の専門家に言われた「良きサマリヤ人」のたとえですが、ここに大切な真理が隠されているのです。
つまり「サマリヤ人」は、戻って来るのです。このエリコの宿に、そして強盗に襲われた人の所に。
これはどう言うことかと言いますと、イエス様の再臨の預言が間接的になされているのです。
この話は、あくまで「たとえ」なのですが、もし私自身にこのたとえを適応するとしたら、強盗に襲われて被害にあった人こそが私自身であり、良きサマリヤ人こそが、主イエス様なのです。
傷を受け、横たわっていた私に、誰も手を差し伸べてはくれませんでしたが、イエス様がそこに来られて、手を差し伸べ、抱き起こし、そしてオリーブ油の象徴である聖霊様を注いでくださり、ぶどう酒の象徴である、イエスご自身の流された血潮によって、癒やしてくださったのです。
傷ついた私を見つけられたのはイエス様なのです。それだけではなく、私が生きる為に、費用を払って下さったのです。それは十字架における贖いの代価を意味しています。
明日は、この「良きサマリヤ人」のたとえの結論について、考えて見たいと思います。》
